コラム
2017年5月5日
性教育・・
障害のある女性の「性」はまだまだ守られていないと私は思っています。
それは法の問題も大きくかかわっています。
障碍者の女性の性は法で守られていません。
法に「愛」という文字はありません。
愛を入れると公平性がなくなるからだそうです。
「本人が嫌じゃないという事」「本人の同意があればOK」
これは性行為をする上で法で決められている事なのです。
しかし発達障害や知的障害が本人の意思で嫌じゃないことってどう判断するのかが問題に
なってきます。
リベンジポルノ、不倫問題は一般の人でも大きな問題になるような性行為。
それには先の見通しを立てる事が問題や周囲に迷惑を防ぐ事になるわけです。
それに対する自分へのリスクが将来的にマイナスに転ぶことが判断ついたうえでの同意と
はとても考えられません。
彼女たちの性交渉はリスクの方が高い。
なぜなら先を見通せず、流されやすく、拒否することが苦手だからです。
発達障害の特性は「衝動性」や「先の見通しが立てられない」事です。
認知症の患者の同意をどう判断するかと似ています。
法はもともと男性社会の上に作られているので性衝動なども男性目線で作られていると思
います。
合法であるAV やポルノ、風俗など男性目線で作られています。
そこには女性の心や感情、背景等は描かれていません。
すべて「性」のはけ口、道具として描かれています。
AV はフィクションで、他のTV ドラマと同じように製作者がいてビジネスとして成り立っ
ているという事。